赤外線カメラで漏水検査
水道の検針で漏水のうたがいがあるとの事です。・・・赤外線カメラで調査してみると.... メータまわりの温度に変化があります。経験的にも水道メーター廻りから探ることが多くありますが、カメラによる数値化や「見える化」すると信憑性がアップしますね。
私達は建築の設計だけではなく、こんなちょっと変わった(?)調査も致します。分からない事や不安に思うことがあったらお気軽にご相談下さい。
他にも断熱対策をお考えでしたらお気軽にご相談下さい「赤外線サーモ測定器」を使った効率のよい断熱対策のご案内致します。
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佐藤靖生建築研究室の新サイト「建築家との家づくり、住まいの楽しみ、、、」→http://www.asahi-net.or.jp/~ct7y-stu/index/Welcome.html
新店舗の吉野家さんに行って来た
近所に「吉野家」が出来たので早速行って来ました。普段ファーストフード系のお店と縁が無いので興味津々です。ファーストフード店の新しい方向性はいかに?
- 追記:私が知らないだけで、かなり前から新しい方向にシフトされてたらしい....
爽やか系のインテリアです。ファミリー層を意識しているのでしょう。カウンター席は少なめでテーブル席がゆったり配置されています。夕方からは居酒屋のようにイッパイ飲めるそうです。
盛りつけも上手で模範的ですね!丁寧な印象でイイ感じです。美味しいですね... ただ空腹を満たすだけではなく食事をしている気分になります。また来よう!
ヒートショック対策・・・していますか?その2
- 「ヒートショッック」洗面脱衣室は室温22〜23度くらいに保つと良いそうです。
以前に洗面脱衣室のヒートショック防止について書きましたが、分かり易い写真をご紹介します。我が家の風呂で恐縮ですが浴室をシャワーで暖め、扉を空けておくと洗面所も暖まって来ます。体感的には2分くらいで「ゾクっと」する感じは無くなります。
赤外線カメラで温度を計ったところ体感と同じく「2分ほどで3度上昇」しました。その後3分(計5分)で更に1度上がります。水道代だけのことを考えると1分のシャワーで10〜15リットルで、10リットルは約2円です。仮に3分シャワーを出しても水道代は6円くらいです。実際にはガス代などもかかりますがヒートショックで大事に至ることを考えればお安いと思います。
↑開始直後は17.7度
↑2分後には2度上昇。
↑更に3分経過でもう1度上昇です。
断熱対策をお考えでしたらお気軽にご相談下さい「赤外線サーモ測定器」を使った効率のよい断熱対策のご案内致します。
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キッチンパネルの話
- たかがキッチンパネル...されど
なんでもそうだが材料には規定の寸法がある。日本の建材関係は尺寸が元になっている場合が多い、例えばベニア板は通称サブロク版と呼ばれ3尺 × 6尺でできています。 3と6でサブロクと言うわけです。これに対してメータモジュールのメーター版と言うものもあり、これは1メートル× 2メートルとなりキッチンパネルも同様です。
これを壁などに貼るわけですが当然このサイズを超えれば「継ぎ足」す必要があります。継ぎ目はコーキングだったり専用の金物で埋めたり手段は色々あります。なるべくなら継目は目立たなくしたいです。でも継目は必ず出ます。
では継ぎ目をどうするか?考えるのが設計者の役割です。今回は掃除のし易さなど優先で金物で継いでいます。少し味気ないのですが、この棚にはこれから同色の棚受け金物(通称ガチャ受け)などが付き全体として違和感無くし上がります。
パネルが木目の場合は縦使いか横かでイメージが変わるのでそこを見越して設計するのも当たり前です。加えてなるべくパネルをつながない為にも「縦か横か」考えておきます。
↑ぼそぼそ声でお耳よごしです。笑
↑ちなみにiPhone用の外付けマイク買いました。この動画はテストも兼ねてます。ぼそぼそ声はマイクの不調ではありません!w
伝える事の難しさ
- いかに正確に相手に伝えるか?
「人に正しく伝える」私達の課題です。私たちがいくら設計し考えても作って下さるのは職人さんですから、その職人さんに「どうすれば」上手に伝わって行くのか?.... 「どう伝えるか」の工夫が必要です。
例えば図面を描き、それは先ずは最初に工務店さん(建設会社さん)に行きます。そこから各職人さんへと伝わって行きます。
わかりやすい図面を書くことも大切です、加えて職人さん達が分かりやすいような手書きのスケッチやパスを使って分かりやすく表現することもあります。
ファックスの場合は細かい部分が潰れてしまたったり、目立たせるために色を塗ったところが逆に黒くなってしまってわからなくなってしまうこともあります。
設計図書一式は「紙」として手渡しですが、工事途中の打合せ図面やスケッチはjpgやpdfデータにして先方(工務店さん)へ送ります。最も原稿に近いものが届くように心掛けています。ところが現場に行き打ち合わせ時に職人さんの持っている図面のクオリティーの低さに驚くことがあります。「これじゃぁ伝わっていない…」
途中で図面の品質が落ちているのです、黒くて見えない図面を手に内容を読み取ろうとする職人さん…どの時点か分かりませんがガッカリする瞬間です。直接現場の職人さんに渡す事も有りますが本来は工事サイドの役割ですから工事会社を飛び越えることは好ましくありません。人に伝わって行く経路も大切です。