Shot Note
kING JIMの「Shot Note」は前から知っていますが、専用のノートなどが必要なのがネックで使わずじまいでした。
.... ちょっとイタズラしてみました。(ノートを買わないのは申し訳ないけど、、。)要は例の「記号」を厚紙に貼ってフレームを作りました。これなら普通のノートに書いたメモなどにも対応できてすごく便利です。
登るよ
- アイディアは現場でも生まれる。
設計者にもいろいろなタイプ(役割)があります。大きなハウスメーカーでは役割分担がはっきりしているので打ち合わせは営業担当で、設計者は現場には行かずに社内でもくもくと図面を描く(勿論CADでしょうね)という感じでしょう。
私たちの場合、設計は机上だけでは足りません.... 設計者自身が現場に行きます。この写真は府中市内の鉄骨造の建物の改修工事の様子です。
足場が組まれる前は「危険なので」登ることが出来ないところでも工務店さん、職人さんと一緒に登り測ったりしながら詳細を決めて行きます。専門家どうしが現場で意見を出しあうことで良いアイディアが出ることも多く大切な作業の一つです。
最近気になる「てんや」
食べ物の話・・・何を今更という感じですが2ヶ月ほど前に始めて「てんや」の天丼を食べて感動した。四谷からの帰りでしたので頂いたのは曙橋店。
- 価格を超えて美味しいので驚きました。
…天ぷらは作り置きできないので、作る方によって違うのかな?…だったらお店が違うと個性があるのかな?興味が湧いてきました。食べ比べしよう。ちなみにこの写真は新宿センタービル店にて。
現場監理で大切な事
- 分かり易く
現場監理(管理)で大切な事の一つに「間違いが起こらない様にする事」が有ります。実際に工事をしてくださるのは職人さんですから「いかに分かり易く」するかが大切です。現場で図面とにらめっこしながら作業は出来ないので一工夫が必要です。
↑「N50」とは釘の種類です。釘やネジまで指定されているのでヤヤッコシいのです。
この写真は耐震補強工事の「壁の下地」の指示です。図面に書かれているものの職人さんが手を止めて図面を見ていては捗りません。それならば下地を壁に分かりやすく書いて貼ってしまおう!という事です。
現場で間違いを直すのは大変です。私達は常に先回りして間違いが起こらない様に工夫しています。当たり前ですが難しいものです。
全ての人が専門家では有りません
府中市内で耐震補強工事中... 数年前に外壁が痛んでいるからと勧められてリフォームされたそうですが.... 耐震診断でも腐朽がみられたので予想していましたが、外壁を剥がすと・・・この通りです。腐朽してグズグズです。白蟻の害もみられます。
リフォームで取り付けられたサイディングの枠まわりの納まりが悪く日常的に雨が回り込んでいた結果です。外壁を直した事が逆に災いした例です。
- 建築に携わる人・イコール全てが専門家では有りませんのでご注意下さい。
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佐藤靖生建築研究室の新サイト「建築家との家づくり、住まいの楽しみ、、、」→http://www.asahi-net.or.jp/~ct7y-stu/index/Welcome.html
設計事務所をご存知ですか?
- 独立系の設計事務所のメリット。
設計事務所という言葉自体が一般のお客さまには「馴染みが無い職種」になっている。と思う最近です。私が表現する独立系というのは工務店さんやハウスメーカーさんから仕事を頂くスタイルではなく、(よりきびしく)下請け仕事をしないで「経営者(佐藤靖生)が何らかの方法でお客さまと直接受注する」という意味で使っています。
お客様と直接ご契約しますので設計者自身が責任者として一本化出来ます。設計を担当する責任者が工事監理まで一貫して仕事に当たります。工事の上での強みとしては何の制約も無いので自由に設計の仕様が決められたり、工務店さんを選べたり... 様々です。実際に仕事の上で上下はないものの設計者として工事の監理をガッチリ行なえる事はお客さまにとって大きなメリットになります。