一級建築士事務所 佐藤靖生建築研究室 blog         

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 奥多摩産の木材

東京都の広報誌に奥多摩産の木材の伐採現場や、製材所を見学する催しが有ったので参加して来ました。戦後に植林した木が育ち住宅の材料として充分使える様になったそうです。供給量も豊富とのことで今後は使って行こうと思います。


製材所は昔我が家にも有ったバンドノコの大きいのがあり、職人さんが木の性質を見極めて加工しています。バンドノコ懐かしいいなあ!
(ちなみに私の実家は工務店です)

集成材は木の特性を失っているので確かに狂いは少ないでしょう。しかし無垢の木を使うと歪んだりするのは当たり前という表現はも正しくもあり一概には言えない部分もあります。一言では説明が難しいためにお客さまは余計に分かりずらいでしょう
大工の棟梁の家に生まれたので、世間一般のイメージが逆に分かりずらいのですが、木の特性を上手にお客さまに伝えて行きましょう。昔の仕事を今の技術を適材適所で上手く合わせた家づくりを心がけて行きます。