一級建築士事務所 佐藤靖生建築研究室 blog         

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 モダンなイメージの外装材

天然素材の柔らかい色調のインテリアは心地よい物です。
柔らかい色調というと、

  • シナベニヤ
    • 建具などの面材によく使われますね、あまり着色はしないでナチュラルワックスなどが合います。デメリットは染色をすると部材によってムラが出る事でしょうか。濃い色を好まれる場合は別の材料が良いでしょう。
  • 栂(つが)
    • 枠や幅木などに最適です。シナベニヤの建具と相性が良いです。ナチュラルワックスも最適。ペンキによる塗装もにも最適です。
  • スプルス
    • 柔らかい材料です。障子の桟にも使われています。木目がはっきり出ないのが特徴でしょう。オイル仕上げやペンキの仕上げも良いです。

この様に柔らかい色調の外装材も有ります。テラスの外壁などにポイント的に使われている光景を良く見ます。玄関建具にも同じ様な色調の製品も有ります。
ここで注意点は、柔らかい色調の外装材は天然木ではない事です。工業製品として作られた物なのでアルミなどの下地に樹脂で整形された物が多い様で、色の変色も少ないでしょう。しかし天然木では色以外に耐候性の問題も多く住宅の外部には不適当です。

  • ピーラー
    • 松ですね。樹脂を沢山含んでいるので最初は松ヤニが出たりする事もありますが、比較的柔らかい色調でモダンながら重みのある仕上がりになります。耐候性の面では全くの生地より少々着色した方が良く、それに適した塗料がオスモなどから出ていますのでご参考にどうぞ