一級建築士事務所 佐藤靖生建築研究室 blog         

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 アドバイザー探し

色々な形で相談を受ける機会が多くありますが、ネットのみの相談と、実際に電話などで話す場合では状況が大きく違います。

  • ネットやメールのみの場合に見られる傾向
    • ほとんどの場合はお客さまが「個人的に悩んでいたり、事後」だったりする事が多く有ります。もっと早く相談してくれれば変わって来たのになぁと思う事が多々有ります。
  • 電話での相談などで、実際にお会いしてでの相談。
    • 初期の相談で土地購入のアドバイスなどが多く有ります。

いずれにしても気軽に相談できる方との出会いが大切です。目に付くなど分かりやすさとしては大きくコマーシャルをしたりする大手の会社でしょう。何度も繰り返し見聞きします。展示場もあります。しかしその後の営業があるので正直な所気軽には相談しづらいでしょう。また営業の方は本来のプロの技術者では無い場合もあります。一般的に技術者は口べたです。


出会いの場はどこになるのでしょう?私個人的には地元で商売をしている関係で、同年代の他業種のプロと気軽に話せる環境です。小さな会社でも専門知識を持つプロは多くいますが、残念な事に目立ちません。専門職の為に口コミでの仕事依頼がある事も多いのでしょう。

  • それでは、どうやって信頼できるアドバイザーと巡り会えるか?

私は建物そのものならば基本的には「設計事務所」の門を叩くべきと思います。最初はメールや電話で良いでしょう、ほとんどの場合は実際に敷地を見るなどしないと分かりませんが、良さそうな設計者がいらっしゃったらお会いするも良いでしょう。

  • その時に相談料などが発生するかを確認して下さい。ほとんどどの場合は無料でしょう。そして相談内容がより専門的になって調査などが必要ならば、費用の有無を確認してください。相談者によっては無料の場合も有りますが、一定の仕事の範囲で料金設定をしても良いでしょう。
    • 私ならば初期の調査ならば3〜5万円程度です。建築の設計は逆算から始まるので初期の段階で多くの法規の問題など下調べに多くの能力を費やしてしまうのです。お知らせする内容は簡単でも、より深い所へ入っていることをお察し下されば幸いです。
  • 相談範囲は相性が合わない事も有るので、一定の範囲で「切る事」です

設計者と相性がよく信頼関係が出来るまでは、いつでも相談を打ち切れる様にした方が良いでしょう。私は事前にどこまでが無料で「どこからが有料か」ご説明致します。

    • 説明が無い場合はお客さまから積極的に伺うべきです。その時に考え込む様な方は相談を受けた経験が少ないと私は思います。

ご参考まで。