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 紺屋の白袴


私の実家は工務店経営をしていました。今私が住んでいる家は40年位前に親が建築したものですが、なんとも生活しづらい家でひどいものです。紺屋の白袴と言うタイトルですが、表現としては相応しくない様です、、我が家は建築関係の人間が考えた家とは思えない、、
古い家とはいえ、なんと雨戸が無いので冬は寒いです。4ミリほどのガラス板の向こう側は全くの「外気」ですからね、、2年ほど前だったか?冬のある日、明け方にあまりの寒さに目が覚めました。これは寒い、、尋常ではない。枕もとのデジタル時計の温度表示を見たら、、なんと「0度」です。ビールの飲み頃の温度が8度くらいと言われていますし、冷蔵庫の野菜室のほうが温かいと言う事です。たまりかねてスタイロフォームを切って窓にはめ込みました。丁度昔障子の溝が掘ってあったので、建具の大きさに切るだけで開け閉めも出来て実に良い感じです。すると想像通りの断熱効果を発揮してくれました。
これで暖房の効率も上がり、その後デロンギの10枚フィンを買い快適に過ごしております。強いて難を言うとスタイロフォームは色が「水色」なので見た目が寒々しい事くらいでしょうか。



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