一級建築士事務所 佐藤靖生建築研究室 blog         

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 現場の靴


木造の現場は安全靴に不向きです。安全の為には足を守る靴を着用する事が良いに違いは無いのですが、踵の硬い靴は下地にしろ仕上げしろ「家を痛め易い」のです。その上に脱いだり履いたリがスピーディーにできる事が大切です。
そんな訳で出来たら靴は二足用意して使い分ける事をお勧めします。私も基礎工事の間は長靴でその後はソフトな踵のウォーキングシューズと写真のデッキシューズを使い分けます。写真の靴は作業服屋さんで普通に買えるもので、値段は680円くらいだったか?特別に割引品では有りません。この靴は現場では色々な職人さんが使うので皆さん自分のマークを付けたり大きく名前が書いてあったりと面白い。私の場合は足が小さいので、間違えても他の人は履く事が出来ないので「無記名」です。


耐震診断で古い家の床下に潜りゴミが散乱している様子も目にします、ガラスの破片が放置されていたり、建築中に飲んだ栄養ドリンクなどが置きっ放しないなって居たり様々です。目に見えない所に気を使うのが職人さんや建築関係者のマナーであり、心意気と言うものです。今時、ゴミを散らかす様な工事業者はいないとは思いますが、足元でその人の気遣い具合も分かるのでお施主の方はチェックされると面白いです。