道路にまつわる「笑えない話」
一般に言う「道路」ですが、建築の世界では大まかには2種類あります。
- 建築基準法上の道路
- 建築の世界で家を建てる事の出来ない「道」や通路、、。
勿論、家を建てるには建築基準法上の道路に面している必要が有ります、、一見同じでもこの違いは専門家なら知っていますし、分からなくても簡単に調べる事が出来ます。
しかし,,実際に有る事ですが、驚く事もあります。細かくは申せませんが、こんな事例を目にしました。
そのお宅は西側の玄関先がコンクリートブロック塀で閉ざされています。、、、出入りは東側から行われているらしい、、
- どうも玄関は使われていないらしい、、なにゆへ??
通りすがりゆへ、調べる由もなく、ふと知ったのは数年後。その玄関先の前の道路は「建築基準法の道路ではなかった!」のです。狭い道なので私達がいうところの「道路」ではない事は分かっていたのですが、、
- 実際その道は「私有地だったのです」所有者のご好意で近所の方が使わせて頂いている様です。ところがその方は所有者との折り合いが悪いのか?通行を断られた、、、ようです。
建築の専門家なら公道から出入りできない様な間取りが、どのような問題点が有るか分かるはずですが、なぜそのようになったのか?行政への申請時にもその点が疑問視されるのですが不思議です。
今も時おり近くを通りますが、現状は変わらず、玄関先はブロック塀で閉ざされています。