一級建築士事務所 佐藤靖生建築研究室 blog         

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 簡単な断熱


寒い毎日です。
我が家のキッチンは、昔ながらの北側で寒く暗い「現代の住宅」とはかけ離れた「居心地の悪さ」です。
それでも食事の時は皆集まるし、食事の後に片付けごとをする妻と「今日の一日」について話し合う団欒の場所でもあります。
しかし、夏は良いですが断熱性能の劣っている我が家のキッチンは寒いです。
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皆さんの家にも北側のキッチンの勝手口や納戸など「冬の間はあまり開けない」窓って有りませんか?住宅の中で窓は熱が逃げやすい「一番」の場所でしょう。その為に昔の家でも雨戸を閉めて寒さを防いでいたのです。最近では窓ガラスはペアサッシが新しい住まいには多く使われています。

  • ペアガラスの良さは、断熱性能に優れています。
    • 冬は部屋の寒さを「逃がさない」
    • 逆に、夏は外の熱を「部屋に入れない」

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  • 古い我が家の、一工夫です。
    • 我が家ではキッチンの勝手口と冬場には開けない窓をスタイロフォームで塞いでいます。私は建材屋さんから買いましたが、ホームセンターでも1.8m×0.9m(畳の大きさ)厚さは21ミリか、24ミリでも600〜800円前後でしょう。
    • このスタイロフォーム(色は青か白)を窓の枠の内側の大きさに合わせて切り、はめ込むだけです。これが意外に効果があります。いかに窓から熱が逃げるかが実感できますよ!これに加えてカーテンなども併せて使うと効果はより大きくなります。ちなみにスタイロフォームのほとんどは「青色」です、、青いと益々寒く感じるので白色をお勧めします(笑)

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  • 暖かくなったら取り外して、また来年までお休み。繰り返し使えます。
  • 納戸などで、箪笥の裏側が「湿気でカビ」が発生して困った事はありますか?箪笥と壁を話して空気が通る様にするのが良いと思いますが、スペースが限られるときはこの「スタイロフォーム」をはさんでも効果が有りますよ!