一級建築士事務所 佐藤靖生建築研究室 blog         

府中市の設計事務所、耐震診断、耐震補強設計、監理もお任せください           1

リフォーム

 「O」邸リノベーション

昨年、耐震補強工事に加えてリフォームを行った「O」邸のキッチンです。

 応急手当

設計事務所としてできる「設計以外」の仕事。 何かのトラブルが有った時...お客さまよりご連絡を頂くと先ずは早急に伺い、調査を致します。ご心配に及ばない事もあるし、修理が必要な事もあります。しかし、設計事務所の私達に出来る事は限りがあり工務店さ…

 解体、始まる

解体が始まります。既存の諸問題を確認します。

 着工

リフォームと耐震補強を兼ねた工事です。既存を使うもの、捨てるものを区別します。分かる様にマークしてお施主さんとも確認し、間違いを防ぎます。 これも設計事務所の仕事です。

 白蟻対策、先ずは防湿

白蟻の害から家を守る、、一般にお客さまは床下に防蟻処理をする事をお考えになる様ですが大切なのは、、 家を乾かす事です。換気です。床下換気口の回りに物を置かないだけで違います。 白蟻の通り道となる様な物を家の近くに置かない!白蟻は日光が嫌いな…

 緊急輸送道路の耐震化

新しい業務内容のご案内です。 昨年より、地震の話題を耳にしない日はないと思います。、弊社は既に府中市の助成金対応の「有資格者」として木造住宅の耐震診断と補強設計を行って参りました。 今後はそれに加え東京都の耐震化に寄与したく、非木造の耐震診…

 「 たらねば 」の耐震補強

簡単に耐震補強工事が出来る事が「ウリ」の補強工法や材料を多く目にします。耐震補強に興味のあるお客さまも知って頂ける様に沢山コマーシャルをしている様です。 なぜ?簡単を「ウリ」にするのか? 答えは簡単です、、実際は簡単ではないのです。なぜ簡単…

 お薦めのナチュラルテイストのタイル

テラコッタ風のタイルなど、素朴でナチュラルテイストのタイルは汚れ易いというデメリットもあります。 自然な風合いだが汚れ易い。 外国製のタイルは自然な風合いや趣が有る物が多いですが、大きさにバラツキがあったり、タイル寸法が日本と違いタイル割り…

 専門家に相談する前に有効な資料

前回、小さな増築でも「確認申請」が必要な場合が多い事、しかしそれを知らない工事業者の方も多い、、、と書きました。知らない方に「申請が必要ですか?」聞いても満足な答えは得られないと思うので、建築士など専門家への相談をお勧めしました。 今回は相…

 確認申請など、、知られていない実態。

一般的に「確認申請」は新築工事の時以外は不要と思われている傾向があります。 少しぐらいの増築なら大丈夫とか、、、 内装だけだから大丈夫だとか、、、 簡単に考えているリフォーム業者さんも多いのですが、これは大きな間違いで、用途地域(防火地域指定…

 只ほど高いものは無い

今までも有りましたが「無料、耐震診断」などという「うたい文句」で営業をされている業者の方も見受けられます。 只で何が出来るのでしょう?府中市を窓口とした耐震診断では費用は18万円掛かります(その中の12万円は市が助成で、市民の方の負担は6万円) …

 古い木造住宅のメンテ

同じ様な事を繰り返し書いていますが、また書かせて頂きます。 日本の木造住宅が長い間、湿気の多い環境の中で住まい続けられる理由の一つとして「程よい通気性」があります。 古いお寺や神社をイメージして下さい。社寺建築ほど日本の気候に対して工夫をさ…

 極端ですが倒壊しなければ良い!

極端な言い方ですが「倒壊しなければ良い!」のではないでしょうか? 普段はこのお話しは不適当と思い控えておりましたが、今回の地震で誤解を恐れずにあえて申し上げます。 倒壊しなければ人命を奪われる事は少ないでしょう。倒壊しなければその後も直すな…

 ご注意!

今後、予想されるリフォーム営業にご注意を。正しい判断とは限りません。 屋根の瓦がずれている... すれを直せば良いだけです。割れていたら割れた瓦を交換するだけで良いのです。 外壁のヒビ(モルタル壁の場合) 雨漏りに関しては、少しくらいの亀裂が合っ…

 IHコンロをプロパンガス対応へ

今後、長期化しそうな節電計画に対応してIHコンロをプロパン対応に交換するのも得策かもしれません。 対応をご希望の方はお気軽にご連絡ください。また、出張などしない限りは無料でご相談にも応じますのでお気軽にどうぞ。 コンロ自体はビルトインでも据え…

 人間に例えると

専門家と巡り会う機会が少ない事が問題です、私達ももっと知ってもらう為の努力をしないといけないと痛切に思います。我が家の近くでも古い住宅の屋根の葺き替えがされていて、老婆心ながら見ておりました。 古びて入るものの、痛んでいる様には思えないので…

 合理的な感覚

リフォームで「こうなったら便利」と思うことが多々あっても、その為に他にデメリットが生じることも有るでしょう。例えば我が家の場合、年に一度飾る雛人形は屋根裏の納戸にしまうため毎年夫婦二人がかりで出してきます。 確かに不便ですが、だからといって…

 新しく作るのだから、イメージも一新

気ままに書き飛ばしているので、カテゴリー別にまとめないといけないと思いつつも、今日もとりとめの無いまま書きます。 新築やリフォームを上手に行う「ポイントの一つ」 過去の体験にとらわれない事。 簡単な様ですが案外難しい事です。私達は必ずといって…

 コストの比率

ここ数年、住宅のコストの中で設備関係の比率が高くなっています。 20年以上前と比べると驚く程の差があります、例えは2000万円の住宅の場合、以前は 電気(照明やコンセントなど) 給排水(トイレやお風呂の水の関係) 冷暖房 これらの設備に掛かる費用は概…

 不思議なローコスト感覚

時々リフォームにうかがった先で耳に入る言葉、、 「前に工事した時に◯◯さんにという器用な方がいて、おひとりで何でも出来るので、お安くて助かったわ、、」 まあ、それは良かったですねと言って失礼する場合がほとんどですが、お安いといっても只ではない…

 直せる家が高耐久です

元々、高耐久住宅として造られている家も多くなりました。しかし古い住宅でも悪い所を「部分的」に直して行けるならば同じく「高耐久住宅」です。ご相談のなかでよく聞くキーワードに「うちは古いから直せない・・」との言葉がありますが、直せるか否かは専…

 先ずはご希望の整理から

寒い毎日が続きます。今年の冬は例年になく厳しい様に思います。 さて、この冬の対策は逃された方も春に向けて生活のスタイルを改めてお考えになってはいかがでしょう?長い年月の間に皆様の家族構成やライフタイルが変わって来られていませんか? 暖かくな…

 予算配分など

日本の住宅はイギリスなどに比べると寿命が短い現状です。直せる家でも建替え以外の選択は無いというようなコマーシャルなども有り、多くは立て替えが進んでいる事も有ると思います。今回はその事はちょっと置いておいて、リフォームの計画でふと思った事を…

 屋根のメンテから見る内部のメンテ

台風が近づいています。耐震診断などで多くのお客さまから問い合わせの一つに「屋根の塗り替え」があります。スレート瓦の多くは15年〜20年ほどで色あせてきます。 塗装の様なもので色だしをしているので、製品の特性上致し方ないでしょう。 しかし、、 色あ…

 たかが手摺、されど手摺り2

手摺りの取り付けは簡単ではあるものの、何をどう取り付けるかの判断は経験などノウハウが必要です。 先ずお客様の所に伺って、短時間に「最適な場所」に最小限の設置を見極めるのが難しいのです。カタログに載っている写真のイメージは商品の説明のための物…

 たかが手摺、されど手摺

手摺も下地がしっかりしていれば取り付けは簡単ですが、必ずしもそう上手くはないのも事実。また、適材適所の使い分けや使いやすい形状など選択の幅があります。このへんは多少なりとも経験とノウハウが必要です。 写真は形状や太さの違いなどを示したもので…

 床下の換気2

さて、前のエントリーで床下の匂いを嗅いで湿気の具合をチェックしていただきたい旨を書きました。前の記事はこちらhttp://d.hatena.ne.jp/ystu/20090204#1233708526 この先は専門家の判断ですが、改善されない場合は換気扇を付けて機械式の換気を行う事も得…

 床下の換気1

普通は自然の空気の対流に頼っている「床下の」換気ですが、風通しが悪いなど上手く換気が行われていない場合も多く有ります。(機械式の換気に関しては別の機会に譲ります。) お客さまが床下に入る事は少ないでしょうが、キッチンの床下収納庫が有ると、底…

 屋根の塗装

耐震診断に行き、よく質問されるのが「屋根の塗装」 塗り替えた方が良いでしょうか? スレート瓦の場合、北側の日の当たらない所は乾燥が悪く「コケ」が生えていることもあり「美観が損なわれている」事が多いですね。 また、紫外線などで「退色」して色あせ…

 簡単な断熱

寒い毎日です。 我が家のキッチンは、昔ながらの北側で寒く暗い「現代の住宅」とはかけ離れた「居心地の悪さ」です。 それでも食事の時は皆集まるし、食事の後に片付けごとをする妻と「今日の一日」について話し合う団欒の場所でもあります。 しかし、夏は良…