一級建築士事務所 佐藤靖生建築研究室 blog         

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 人間に例えると

専門家と巡り会う機会が少ない事が問題です、私達ももっと知ってもらう為の努力をしないといけないと痛切に思います。我が家の近くでも古い住宅の屋根の葺き替えがされていて、老婆心ながら見ておりました。

  • 古びて入るものの、痛んでいる様には思えないのですが、、見ていると下地はそのままで瓦だけを新しくしたようです。
  • 新しくする必要も感じませんが、直すならば下地も新しくしないとせっかくの新しい瓦でも古い下地が痛めば意味がありません。
  • 簡単に表現すると、人間に例えるならば「服を着替えても、内臓の病気は治らない」という事です。
  • 家の外装が新しくなった事だけでは、家の保全は出来ないのです。新しいうちは外装に手を入れる事も良いでしょう。しかし古い家は人間で言う骨や内蔵など、「内部の手入れ」をしないと意味が無いのです。