一級建築士事務所 佐藤靖生建築研究室 blog         

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 新しく作るのだから、イメージも一新

気ままに書き飛ばしているので、カテゴリー別にまとめないといけないと思いつつも、今日もとりとめの無いまま書きます。



新築やリフォームを上手に行う「ポイントの一つ」

  • 過去の体験にとらわれない事。

簡単な様ですが案外難しい事です。私達は必ずといって良い程、過去の自分の体験を尺度にして物事を考えて行きます。とても当たり前の事ですが、とらわれ過ぎると新しい感覚やアイディアを受け入れる事が出来なくなるので要注意です。

例えば、今までの家の階段が急勾配だったとします、すると多くの方は「階段は急勾配だ!」と知らず知らずのうちにそう思い込んでいるのです。

  • では、どうすれば良いか?

建築家(設計者)に現状を見せたり、不便に思う事を伝えましょう。
すると、建築家はお客さまの過去の体験イメージを理解して、広さや高さ、不便さのお客さまの尺度を設定し、理解してて設計にあたります。設計する側も育った環境の体験がイメージの尺度になっているので、お話しを伺う事でその尺度の差を埋める事が出来るのです。